プレミアムプランナー研修2日目

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こんにちは、無添加住宅認定プランナーの高橋です。

前回のブログに引き続き、プレミアムプランナー研修の報告をいたします。

2日目は、大阪府豊中市にある日本民家集落博物館の視察をしてきました。

日本各地の古民家が移築復元して建てられた野外博物館です。

秋田会長が各建物の解説をしてくださるというとっても贅沢な視察です。

建てられた地域によって、どんな特徴があるのでしょうか。
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上の2軒の古民家。

左の写真は温暖な宮崎県で建てられたもの。右の写真は雪ぶかい長野県で建てられたもの。

宮崎県の建物は壁が板張りで開口も大きく、湿気対策として床下が設けられています。

一方、長野県で建てられた建てられた古民家は壁も茅葺きで開口も少なく、床下から風が入らないように

建てられています。

このように昔の人達は、その地域の気候に合わせて建築手法を考えて建てていたんですね!
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工法もそうですが、昔の人達は素材にもこだわっていたんです!

それが分かるのが、左の写真。

ものすごく太い柱ですが、よく見るとキクイムシに食べられた跡がたくさんあります。しかし、柱の芯は全く食べられた跡がないのがわかります! 針葉樹は自ら毒を出し虫に食べられないように身を守っていました。そして、その毒は木の芯から発せられているのです。 ですから、柱には芯材を使うのが重要なんですね!!
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上記の写真。

自分達の住む建物は板張りの壁や屋根で建てられているのに対し、隣の蔵は瓦屋根に漆喰壁で建てられています。

さらに蔵の床下は高くして湿気がこもらないようにするなど、昔の人達はいかに食糧の備蓄を大切に考えていたかが

わかります。漆喰は昔から高級でしたから、大切な蔵に使っていたんですね!
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馬屋と主屋をつなげ、カギ型の形で建てられた、岩手県南部地方の曲家。

南部地方では馬をとても大切に扱っていたので、家の中からでも見えるようにとつなげて建てられています。
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越前敦賀(福井県)の古民家。

豪雪に耐えられるように、太い柱や梁が使われ、屋根も急勾配で雪を落とすように建てられていました。

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世界遺産としても有名な白川郷の合掌造り。

合掌している姿に似ていることから付けられましたが、「結~ゆい~」とも呼ばれ、村人たちが集団で屋根の茅葺きをしていたそうです。養蚕農家で、2階3階部分で蚕を育てていました。
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最後に、漆喰で建てられた蔵。

約20年前に補修されたそうなのですが、雨が当たる部分と当たらない部分で汚れ具合が違うのが

ハッキリとわかります。(個人的には汚れていく雰囲気も好きなんですが)

軒の重要性がわかりますね!!

このように昔の人達は、長い年月をかけて培った知恵で建築手法や素材を選んでいたんですね。

私たち無添加住宅は、そんな江戸時代の頃の家づくりに習って、家づくりをしているんだということを

改めて実感できた研修でした!

次回の研修は、来月に行われますので、またご報告いたします。