自然素材とフルオーダーメイド。2つの掛け合わせで実現した豊かな人生の歩み方。

M様/神奈川県三浦郡葉山町

探し続けて見つけた、本物の“無添加”でつくる家。

白い漆喰の外壁に木枠の窓、玄関の愛犬をモチーフにしたネームプレートと大きな木の扉が目を惹きます。
神奈川県葉山町といえば日本有数のリゾート地。そこにある閑静な住宅街の中に佇むのがM様邸です。
化粧品業界に長く携わり、現在もコンサルタントとして活躍する旦那様と、アロマセラピストとして講義や施術を行う奥様、
そして高校・大学時代をオーストラリアで暮らした長女の3人で暮らしています。

以前は十数年前に土地とともに購入した中古の一軒家で生活していたそうです。

「都心への通勤などを考え、立地を優先して手に入れた家でした。
住み始めてから15年ほどが経ち、建物自体も築30年を過ぎたので、建て替えを検討したんです。
住んでいた家をリフォームするという選択肢もありましたが、
私と妻には『いつかは自分たちの好きな空間で暮らす』という思いがあったので、思い切って決断しました」

そう語る旦那様には、当初から「漆喰の家にしたい」という思いがありました。
そのため関東にある自然素材の家を建てられる住宅会社を探していたと言います。

「神奈川県内にはいくつか漆喰の家が建てられるメーカーがありました。
でも話を聞いてみると、断熱材にウレタンを使っていてがっかり。
それからも都内や千葉県の住宅会社まで視野に入れて検討を続けて、最終的に3社の候補が残りました。
その中の1社が無添加住宅横濱さんです」

平沼橋の住宅展示場にあるモデルハウスを訪れると、これまでに味わったことのない心地よさを感じたそうです。

「数社のモデルハウスを見ましたが、どうしても化学物質の匂いが気になります。
しかし無添加住宅横濱さんでは、それを感じません。
その日はちょうど設計士さんがいらしたので、その場ですぐに要望を伝えて、簡単なプランニングをスタート。
それから数日してご提案いただいた図面をみて、妻と『この会社にお願いしよう』って決めました」

0からつくることではじめて、家族にマッチした家が建つ。

お話を聞いていると、M 様ご夫妻が自然素材を大切に思うのには必然性があるように感じます。
お二人が出会ったのは、同じ大手化粧品メーカーにお勤めしていた時のこと。

「僕のいる部署に妻が異動してきたことで私たちは出会います。
そこで担当していたのが無添加化粧品です。
そこから僕は、もっと追求したものをつくりたいと考えて、製造を担う企業に転職。化粧品づくりを1から学びなおします。
それから何社か転職を重ね、その中で培ったノウハウを活かして今はコンサルティング業に就いているというわけです。
だから昔から自然素材は身近にありましたね」

一方で奥様が現在のお仕事をはじめたのも、ある体験がきっかけになっていると言います。

「子どもが独り立ちして、これから何をしようか探していた時期に夫が大病を患いました。
手術も無事に成功して、元気になってくれたのですが、その時に『自分たちの健康管理は自分たちでしなくては』と実感します。
アロマセラピストの道に進んだのは、そういった思いがあったからです」

趣味嗜好や生きる上で大切にしたいことが共通していると話すM様ご夫妻。
それは家づくりにおいても言えることでした。

「自分たちの理想の家をつくるためには、無添加であるだけでなく、デザインや仕様なども自由に選べなくてはいけません。
賃貸や建売だと、どれだけ自分たちの好みに合わせて探したとしても、結局は既存のもの。
それはつまり、我々が住まいに合わせて暮らすことになります。
せっかく家を建てるのだから、空間を自分たちに合わせなければ満足できません。
その点で無添加住宅横濱さんはピッタリとハマりましたね」

妥協なく、とにかく愉しむ。家づくりに後悔なし。

自然素材でつくるこだわりの詰まった家。
間取りや素材といった家のアウトラインはもちろん、家具や照明、建具といったディティールに至るまで、後悔は一切ないそうです。

「リビングやダイニング、キッチン、お風呂場を2階にまとめたい。リビングを南側に配置して陽が入るようにしたい。
天井は高くしたいけど屋根裏部屋もほしい……。そういった意向は、住宅展示場に訪れたときにすでに伝えていました。
それらをすべて実現させると、必然的に今の家の形になっていったんです」

自分たちの住みやすさを追求した結果が、1階に寝室と各々の部屋、2階に共有スペースという間取りになったと語るのは旦那様。
玄関を入って正面にある階段を上がると、大開口の窓から温かい陽を感じることができるのは、お二人の要望が忠実に再現されている証です。

化粧品メーカーに勤める前はインテリアコーディネーターをされていた奥様。
「久しぶりに愉しませてもらった」とにこやかに語る姿に、今の家への満足感が伝わってきます。

「まず驚いたのは標準仕様のお風呂や水回りなどの設備がとても高品質だった点です。
どれも私がこの業界で働いていた頃なら「超」がつくレベルの高級品ばかり。
そこにも素材へのこだわりが表れているように感じます。また空間づくりという点で面白いのは、やはり漆喰の壁でしょうね。
照明の色味を変えることで、明るくもできるし、暖色系の落ち着いた雰囲気をつくることもできるんです。
高級感がありながら、高い自由度を併せ持っているのも漆喰の魅力だと思います」

さらにプランニングが始まった当初は、家具も新しい家に合わせて購入する予定でした。
しかし結果的に、食器棚やテーブルなどは20年以上愛用しているものを使っていると言います。

「家自体が自然のものを使っているので、家具もそれを意識して選びました。
前の家から引き続き使っている『松本民芸家具』のテーブルや棚も、もちろん木製のものです。
私が長野県松本市の生まれなので、できれば地元のものを使いたいなって」

家が新しくなったからと言って、すべてを新調する必要はありません。
これまで大切に使っていた家具との調和も、また楽しみの1つとなっていきます。

思い描くことでカタチに。暮らすことで豊かに。

現在の住まいが完成したのが2016年。約5年暮らした今でも思うことがあるとお二人は口を揃えます。
それはM様ご家族にとっての幸せであると同時に、つくり手である無添加住宅横濱にとっても最大限の称賛でした。

「この家に住み始めてから何度も旅行に行って、いろいろなホテルや旅館に泊まってきました。
ただどれだけ高級な宿でも、帰ってくる度に『我が家がいちばん心地いいな』と感じます。
もしあの時に無添加住宅横濱さん以外の会社で建てたとしても、いっときの充実感はあったかもしれません。
でもこれほど気持ちのいい空間にはなっていなかっただろうし、なによりも自分たちの家がいちばんの居場所だとは思えなかったでしょうね」

自宅でアロマの教室や施術を行う奥様も、家を訪れる人の反応が変わったと語ります。

「前の家では、講義も施術もリビングでやっていたのですが、今は専用のお部屋があります。
来てくれる方々が、みんな『気持ちいい』『心地がいい』って言ってくださるんです。
アロマセラピーはさまざまな植物から蒸留した精油を使うことで、体の不調を改善しバランスを整えていくもの。
だから空間自体が自然の素材で構成されているということが、とても重要になります。
それが実現できたこと、そしてその効果をみなさんに感じてもらえたことがとても嬉しいんです」
家を建てると決断するタイミングは人それぞれ。
M様の場合は60歳を過ぎてからでした。しかし旦那様は年齢は関係なかったと言います。
不安がなかったわけではありませんが、大切なのは「できない」ではなく「できる」と考えること。
その思いを持っていたからこそ、妥協のない家が完成し、より豊かな暮らしを手に入れることができたのかもしれません。
そして奥様は、家を建てるときの難しさも、これからの人生の楽しみにつながっていると話してくれました。

「将来のことを考えすぎると今の暮らしにマッチしません。
でも年を重ねてからの住みやすさも大事です。そういった思いをすべてカタチにするのは難しいと思います。
ただもちろんリフォームやリノベーション、模様替えなどで、暮らし方を変化させることは可能です。
だからこそ私たちは、変わることのない自分たちの思いを大切に考えました。それはつまり、家で過ごす時間の充実や、家族の健康ですよね。
迷った時は、これからの人生と向き合って、どうすれば幸せに暮らせるかを考えてみるといいかもしれません」

Q&Aお客様に聞きました

無添加住宅横濱で家を建てると決めた理由は何ですか?
私たちの理想を実現できるのは、無添加住宅横濱さんだけだと思いました。その理由は徹底的に無添加・自然素材だけで家を建てているからです。何かを接着させる際につかう糊も『米のり』だし、断熱材は『炭化コルク』を使っていると聞いて、これほどまでにこだわっている会社は他にないと感じました。それに加えてフルオーダーメイドの設計ということもあり、隅から隅まで自分たちが思い描いていた形を再現してくれます。「注文住宅」と言いながらも、決められた選択肢から選ばせるだけの会社も多い時代において、無添加住宅横濱さんは貴重な存在でした(笑)
家づくりの過程で印象に残っていることはありますか?
僕たちのような年齢で家を建てるというのは、一般的には珍しいと思います。しかしとにかく打ち合わせから完成まで、ずっと楽しかったですね。あともうひとつ、忘れられないことがあります。当時飼っていた愛犬が工事のために住んでいた仮住まいで体調を崩してしまったんです。その子は昔から化学物質のある空間であまり生活していませんでした。やはり動物や小さい子どもはフローリングに近いんですよね。化学物質は床に蓄積されていくので、改めて気をつけなければいけないなと感じた出来事です。
完成した家に住んでみていかがですか?
とにかく居心地がよく、暮らしていて気持ちがいい家です。ダイニングで食事をして、お茶を飲んで、新聞を読んだり、お仕事をしたり。リビングではゆったりと読書や映画鑑賞を楽しむようになりました。それにこの家には家族一人ひとりに専用の部屋があります。夫はドラムを楽しみ、私は生徒さんや患者さんと接する場所になっています。娘とヨガを習うときも使っているんですよ。正直、家を建てるのは少し勇気のいることでしたが、思い切って行動に移したことで当時よりも豊かな生活を手に入れることができたと思います。
これからどういった暮らしを考えていますか?
住まいにはまったく不満がありません。強いて言うなら、お庭の手入れでしょうか。今から植物を増やしたいわけではなく、今ある草木たちと上手に付き合っていきたいですね。最近は庭に植えている植物を蒸留して精油にする工程を含めて、自分たちで1からつくる体験を生徒さんたちにやってもらっています。そういったプログラムは今後も増やしていく予定ですよ。
あと「海の見える土地にもう1軒建てよう」と夫婦で話しています(笑)。次はもう少し広いスペースがある家にして、スクールを開講したりオリジナルの無添加化粧品をつくったりもしたいですね。そこはこれまで自分たちが大切にしてきたことを、若い人たちにも伝えられる場所。今はまだ夢の段階ですが、この家を建てたときと同じで、思いつづけていたら、きっといつかカタチになります!

注文住宅

DATA

  • 建築場所
    神奈川県三浦郡葉山町
    家族構成
    ご夫婦とお子様1人
  • 敷地面積
    215.65㎡(約65.23坪)
    建物面積
    -
  • 1階床面積
    -
    2階床面積
    -
    3階床面積
    -

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