深呼吸からはじまった家づくり。自然素材と光が生み出すのは、家族の笑顔。

T様/神奈川県横浜市

無添加住宅は“空気”が違う。比べて実感した自然の魅力。

一軒家がずらりと立ち並ぶ横浜市の閑静な住宅街。
その中で目の前に公園を配した角地という好立地にマイホームを構えたのがT様ご家族です。
市内に勤務する旦那様とお料理が趣味の奥様、そして中学生の長男と小学生の長女と次女の5人が暮らす家の中にはいつも元気な声が響いています。

以前は今の家からほど近い賃貸マンションで暮らしていたT様。
「家を建てる」という大きな決断の裏には、当時の住まいへの不満があったと奥様は語ります。

「3人の子どもたちとマンションに住んでいると、音の問題などで周りのお部屋の方々に迷惑をかけているのではないかといつも心配でした。
手狭にもなってきて、その空間での生活に気疲れをするばかりの毎日。
どんどんと『周りに気を使わずに暮らしたい』と思うようになっていきました」

しかしまだその時点では、必ずしもマイホームを手に入れるという決断をしていたわけではなかったようです。

「妻と子どもたちと一緒に、軽い気持ちで平沼橋にある住宅展示場に行ってみたんです。
もちろん目的の住宅会社があったわけではないので、駐車場から一番近いモデルハウスに入りました。
そこがたまたま無添加住宅さんだったんです」

そう語ったのは旦那様。この出会いがT様ご家族の家づくりを急加速させることになります。

「当時のことは今でも覚えていますよ。
無添加住宅に入ったら『他の会社の家に入って深呼吸をしてみてください』と自信満々に言われて(笑)。
実際に試してみると、人工的なものがあるかないかで、これだけ違いを感じるのかと驚きました。
当時小学校4年生だった息子も『無添加がいい!』って(笑)」

それが2016年の9月のこと。そして家が完成したのは翌年の6月でした。
土地探しの工程もあったことを踏まえると、スピード感をもって進めていたことがわかります。

家族を思うからこそ生まれた、一つひとつの工夫。

はじめての展示場見学をきっかけに、本格的な家づくりをスタートさせたT様。
無添加住宅に大きな期待はあったものの、実際にはいくつかの住宅メーカーと比較したそうです。

「僕たちは大手ハウスメーカーも含めて数社を検討したのですが、ご提案いただいた内容のレベルが違いました。
無添加住宅の高橋さんが描いてくれた図面は、随所に工夫と理由があったんです。
他社のものはどれも似たようなもので、リビングやダイニングといった空間をただ配置しただけの印象。
図面を比べたら、一発で『ここにお願いしよう』という気持ちになりましたね」

マイホームに対して具体的な理想像があり、詳細な間取りや動線、素材などを予め考えた上で家づくりに臨むご家族も少なくありません。
しかしT様ご夫妻は、あくまで大切にしたいポイントだけを伝えていたと言います。

「私たちは住宅に関しては素人ですし、具体的な想像まではしていませんでした。
壁は漆喰、キッチンは真ん中に、収納もたくさん……といった漠然とした要素だけをお伝えしたと思います。
それでも子育てをする家庭にとって理想的なカタチにつくりあげてくれました。
高橋さんとはご自身の家族構成と近く、共感してもらえる部分がたくさんあったのかもしれません」

暮らしやすさも、コミュニケーションも大切に。

最初の提案が決め手となったというT様ご家族。
中でも象徴的な部分を挙げるとすれば、やはりキッチンを中心にした間取りになります。その正面にリビング、右側にはダイニング。
さらに階段までを見渡すことができます。
家族とのつながりを大切にしたいという思いがあったからこそカタチになった間取りと言えるでしょう。

「この間取りは、家のあらゆるスペースがキッチンからの視界に入るようになっています。
私はキッチンに立っていることが多いので、そこから家族みんなの顔が見えるようにしておきたくて。
またリビングが吹き抜けになっているので、子どもたちが2階にいたとしても、うっすらと気配を感じることができるのもいいですね」

そしてキッチンとダイニングの床にはタイル材を、リビングには無垢材を用いているのも特徴です。

「それぞれの空間を隔てる壁がないので、はじめは床材を切り替えるのは違和感があるかなと思っていました。
でも実際に暮らしてみるとまったく気になりません。特に子どもが小さいときには、料理や食事をするスペースは床が汚れがちです。
無垢材だとシミになってしまいますが、タイルだったら拭き取ればいいだけなので安心感がありますね」

さらにプランニングの中で意識したのは、広いパントリーにロフト、廊下、シューズクローク、和室など、各所に収納スペースを設けるということ。
デットスペースは極力なくして、その分収納が確保されています。
もともと整理整頓に苦手意識があった奥様も、豊富な片付け場所があることで気持ちが楽になっているそうです。

家とともに過ごした時間が、成長の証を残す。

賃貸マンションから一軒家になったことで、暮らしにも変化がありました。
それはご夫妻にとってだけではなく、お子さんたちも同じです。
中学校ではサッカー部に所属しつつ、3歳からピアノをつづけ、さらに家庭菜園を始めるなど多才な長男は、
いまの家だからこその充実した生活があるといいます。

「怪我をしてしまってサッカーが出来ない時期がありました。
その時にまだマンションに暮らしていたら、かなり暗い気持ちになっていたと思います(笑)。
いまの家ならピアノの音も出せるし、庭には小さい畑もある。
サッカーが出来なくても、別の好きなことが出来るのが、新しい家になってよかったところです」

また、漆喰の壁にも時間とともに変化がありました。
それは自然素材だからこそ感じることができる、家族の思い出でもあると旦那様は語ります。

「僕が唯一こだわったのは、この漆喰の壁でした。
他のメーカーはつるつるとした仕上げを提案してきたのに対して、無添加住宅は少しザラッとしていて温かい雰囲気を感じたんです。
少しくらいの汚れなら目立ちませんし、むしろそれが“味”になっていきます。
たとえば階段の柱は少し黒くなっているんですよ。子どもが柱に手をかけるから、それが少しずつ染み付いていきました。
それが濃くなった分だけ、子どもも大きくなったんだなって。いまでは成長の証みたいなものです」

奥様にとっても新しい住まいを手に入れたことは転機になっていました。
マンション暮らしで感じていた日々の小さなストレスから開放され、家にいる時間を快適に過ごすことの大切さを痛感しているそうです。

「マンションに住んでいた頃は、休日に雨が降ると子どもたちが外に遊びに行けず、いつも家の中でケンカがはじまっていました。
また当時は次女が小さかったこともあり、晴れたとしてもなかなか出かけることはできません。
その結果、家の中になんとなく重たい空気が流れていた気がします(笑)。
でもこの家は広さがあるし、大きな窓から太陽光が差し込んで、窓を開ければ風通しも抜群です。
マンションで感じていた閉塞感やストレスはいっさいないですし、子どもが騒いでも気になりません。
ここに来て一番の変化は、家で過ごす時間が快適になったことですね!」

自然素材に囲まれる無添加住宅の家。
モデルハウスで深呼吸をした時に感じた心地よさは、そのまま生活の一部となり、
そこに住む人たちそれぞれに充実した時間と気持ちの余裕を生んでいます。

Q&Aお客様に聞きました

無添加住宅横濱で家を建てると決めた理由は何ですか?
無添加住宅と他社のモデルハウスで深呼吸をしたときに違いを感じました。それまで健康面の配慮から「何を食べるか」は意識していましたが、「どんな環境に住むか」に関して、自然素材の重要性を考えたことはなかったんです。私にはその最初のインパクトがあったので、その場で無添加住宅を気に入りました。夫もデザインの雰囲気や漆喰の壁に惹かれていたのですが、やはり最終的な決め手となったのは最初にご提案いただいた図面です。画一的なものではない、私たち家族のことをきちんと考えてくれたからこそ生まれた工夫を感じることができました!
家づくりの過程で印象に残っていることはありますか?
僕は何事に対しても慎重派なので、かなりのスピード感でポンポンと進んでいくのに驚いていました(笑)。一方で妻はかなり大胆なタイプなので、ちょうどバランスが良かったのかもしれません。また家が建っていく工程は子どもたちにもいい思い出になっていると思います。長男は学校が終わると急いでマンションに帰って、すぐに自転車に乗って工事中の家を見に行っていました。通学路が変わることで、一緒に登下校する友達も変わり「Tくんの家新しくなったの?」といった会話が新鮮だったみたいです(笑)
完成した家に住んでみていかがですか?
まずは広く、明るくなったことで家にいる時間がとても快適になりました。あと変わったのは人を招く機会が多くなったこと。一度に2、3家族が集まることもあるんですよ。いろいろな人に接することで子どもたちにもいい影響があるし、何よりも楽しそうに過ごしてくれています。またウッドデッキや庭があるのも大きな違いですよね。特に何をするわけでもなく、椅子を出してくつろぐだけでもいいし、暖かい時期にはよくバーベキューもしています。どれもマンションでは出来なかったことですね。
これからどういった暮らしを考えていますか?
僕が個人的にやってみたいのは、サラウンドスピーカーを設置して、ホームシアターをつくること。白い漆喰の壁にそのまま投影することもできるみたいなので、それも面白いと思います。またコロナウイルスが落ち着いたら、妻のお料理教室を開いてほしいですね。本人も構想を練っているみたいなので実現してくれるでしょう。あとは子どもも少しずつ大きくなっていくので、それぞれが自分の時間を大切にできるといいですね。

注文住宅

DATA

  • 建築場所
    神奈川県横浜市
    家族構成
    ご夫婦とお子様3人
  • 敷地面積
    -
    建物面積
    -
  • 1階床面積
    -
    2階床面積
    -
    3階床面積
    -

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